ファクタリングは小口でも利用可能です!
ただし、すべてのファクタリング会社での利用は可能ではなく、小口に対応しているファクタリング会社を利用すれば資金調達が可能です。
また、ファクタリング会社の多くは小口ファクタリングを嫌がり利用できないことがあります。
今回は、小口ファクタリングを利用する為の方法や注意点について詳しくご紹介しましょう。
CONTENTS
1:ファクタリングを小口で利用するには?2つの方法
「小口だけどファクタリングを利用したい!」
そんな方は2つの方法を使えばファクタリングを利用することが可能です。
・小口対応のファクタリング会社の利用
・売掛債権を組み合わせる
上記2つの方法についてご紹介しましょう。
1-1:小口対応のファクタリング会社の利用
1つ目は、小口対応のファクタリング会社を利用することです。
小口対応のファクタリング会社を使えば、手数料やそのほかの費用を抑えることも可能です。
小口に対応しているファクタリング会社の中でもおすすめはOLTAで、手数料も低く高い金額で資金調達が可能です。
1-2:売掛債権を組み合わせる
2つ目は、売掛債権を組み合わせることです。
売掛債権はファクタリングを利用する時、いくつも組み合わせて買取してもらうことができます。
例えば20万円の売掛金が3つある場合、「20万円×3つ=60万円」の売掛債権となり、組み合わせることで小口に対応していないファクタリング会社も利用可能になるのです。ファクタリングでは複数の売掛金を組み合わせても問題はありません。
2:小口ファクタリングを利用する際の3つの注意点
小口ファクタリングを利用する際に注意すべき点が3つあります。
・手数料
・債権譲渡登記
・10万円ほどの買取
有効にファクタリングを利用できるように事前に注意点を確認しておきましょう。
それでは詳しくご紹介します。
2-1:手数料
1つ目は手数料です。
ファクタリングは買取金額が上がるほど手数料が下がる傾向があります。取引方法にもよりますが、小口の場合は手数料が高くなってしまいます。
問い合わせで見積もりをしてもらうのも良いでしょう。
2-2:債権譲渡登記
2つ目は債権譲渡登記です。
2社間ファクタリングで二重譲渡を防止するため、債権譲渡登記は必要となります。ですが、この債権譲渡登記が必要の場合、利用者が登記費用を負担しなければいけません。
ファクタリング会社によっては不要の場合もありますので一度確認しましょう。
2-3:10万円ほどの買取
3つ目は10万円程の買取です。10万円程のファクタリングはやめた方がいいでしょう。10万円程の少額すぎるファクタリングの場合、ほとんどが手数料として消えてしまうのです。
少額の売掛金しかなくどうしてもファクタリングをしたい方は、他の売掛金と合わせて利用するのがいいでしょう。
3:小口ファクタリングが嫌がられる理由
小口ファクタリングが嫌がられる理由は、ファクタリング会社にとって利益が少ないからです。
売掛金30万円の取引と1500万円の取引で比較してみましょう。
30万円の売掛金で手数料20%・・・30万円×20%=6万円
1500万円の売掛金で手数料5%・・・1500万円×5%=750万円
このように高額の売掛金であれば手数料が低くても、小口の売掛金で手数料を高く設定するより利益が出るのです。
また、売掛金の売買をすると言っても、ファクタリング会社からすると30万円の売掛金でも、1500万円の売掛金でも労力は同じといえます。
このような理由で小口ファクタリングを嫌がる業者が多いのです。
まとめ
今回は、小口のファクタリングについてご紹介してきました。
小口でもファクタリングは利用でき、下記2つの方法であればファクタリングが可能です。
・小口対応のファクタリング会社の利用
・売掛債権を組み合わせる
また、有効にファクタリングできるように注意点に気を付けてご利用ください。