●DOCOMOMO 市民会館視察
2006年6月12日(月)
DOCOMOMOから夏目さんという千葉在住の建築家が市民会館の視察にやってきた。「都城市民会館を守る会」から10人程度が出迎え。マスコミも数社取材に来る。
夏目さんは午前10時半ごろ市民会館に着。12時まで記者の取材に答えながら内部および外部を視察。その後、昼食をはさんで午後3時ごろまで視察した。
上記のマスコミ取材後の掲載など
2006年6月12日 夕方のMRTテレビのロ−カルニュ−スで放映
2006年6月13日 南日本新聞に記事
2006年6月14日 宮崎日日新聞に記事
2006年6月16日 読売新聞(宮崎版)に記事
注 DOCOMOMO(ドコモモ)とは、近代建築遺産の保存と調査、記録などの活動をする世界的な組織です。DOCOMOMO Japanへ
●市民会館を守るンポジウム
タイトル「都城市民会館を守るシンポジウム」
会場 ホテル中山荘(都城) 参加料 無料
日時 2006年7月22日(土)16:30から
主催 都城市民会館を守る会
共催 JIA(日本建築家協会)九州支部
基調講演 16:30〜17:45
講師:鈴木博之 東京大学大学院教授
(DOCOMOMO Japan代表、日本建築学会 元副会長)
「都城市民会館は再生できる」
パネルディスカッション 18:00〜19:30
コ−ディネ−タ−:岩切 平(建築家・宮崎市在住)
パネリスト
多田 善昭(建築家・元建築学会四国支部長・香川県)
田島 正陽(建築家・JIA九州支部・福岡県)
※当日、悪天候のため来れなくなり、急遽、鈴木博之氏に変更
白水 真由美(主婦 市民・MAP)
遠藤 勝勧(建築家・元菊竹事務所員)
宮原 昭子(都城文化協会副会長)
懇親・交流会 19:45〜21:30 参加料 5000円(資料付)
当日はあいにく、集中豪雨となり、えびの市や各市町村で避難勧告が出るほどの悪天候だったが、市民会館に関心のあるたくさんの市民(約200人)が出席し、盛会のうちに終えることができた。
講師の東京大学大学院教授・鈴木博之先生から「市民会館は戦後の日本建築がようやく海外に紹介されるようになった時期を代表する建築物です」など、世界に誇る文化財としての高い評価をいただき、他のパネリストの講師からも、ぜひ、保存をというエ−ルと各地の近代建築の保存の事例の紹介と文化的な位置付けをめぐる意見をいただきました。
※ このペ−ジの最後に、シンポジウムの記録のごく一部(鈴木氏の後援要旨)を掲載します。
※ ちょっと長いですが、完全版を見たい方はここからリンクできます。建設時のエピソ−ドなど、必見の内容です。
「完全版」を見る
●都城市民会館40周年記念展『mch40』
会場 都城市立美術館
期間 2006年10月6日(金)〜10月9日(月・祭日)4日間
主催 mch40実行委員会
目的 都城市民会館の開館40周年を記念し、市民とともにおおいに祝う。また、これまでの市民会館のあゆみを回顧することにより、会館の果たした役割を検証し、今後の会館のあり方についての判断材料とする。
展示内容
1 当時の市民会館の資料(模型、写真、図面など)
2 市民会館40年の全記録
3 会館を対象とした作品(絵画、写真など)
4 会館での催しのチラシ、ポスタ−、おもいでなど
5 市民会館の価値を知る資料
6 会館の再利用の提案
7 映像資料(シンポジウム記録他)
8 立体物(公演小道具、会館椅子、ホ−ル椅子)
9 都城市民劇場の10月2日の公演時に市民会館ロビ−で展示された造形作品(大園美代子さん作)
10 全国の建築家・文化人からのメッセ−ジ
11 現在の市民会館
12 守る会の活動の記録
「展覧会のようす」写真ギャラリ−へ
○スケッチ大会
『mch40』の付随行事として、9月23日にスケッチ大会を開催
日時 9月23日 午前10時〜
場所 都城市民会館周辺
参加 自由に参加、参加費用なし、道具は各自持参
当日は約15人の参加者があり、おもいおもいに会館のようすをスケッチ。
そのようすが都城ケ−ブルテレビで放映される。
●都城市民会館存続問題意見交換会
都城市民会館の今後について市民の意見を聞くための意見交換会が、市内の各中学校区を単位とする地区公民館で開催されることになり、10月30日の祝吉地区からはじまった、これから約一ヶ月間、12月4日の姫城地区まで全15地区の会場で実施される。時間はすべて午後7時30分から9時までの予定。入場時に資料の配布あり(全8ペ−ジ)。参加者の記名などは必要なし。その地区に住んでいる人だけでなく、どなたでも自由に参加し、意見を述べることができます。(担当 都城市生活文化課 23-2132)
日程表
10月30日 祝吉地区公民館
11月 1日 高崎総合支所
11月 6日 山田総合センタ−
11月 8日 志和池地区公民館
11月10日 沖水地区公民館
11月13日 五十市地区公民館
11月15日 高城地区公民館
11月17日 庄内地区公民館
11月20日 山之口地区公民館
11月22日 西岳地区公民館
11月24日 小松原地区公民館
11月27日 横市地区公民館
11月29日 妻ヶ丘地区公民館
12月 1日 中郷地区交流センタ−
12月 4日 姫城地区(中央公民館)
●各団体・機関からの保存要望書
○DOCOMOMO japan
パリに本部のある世界的な組織であるDOCOMOMOの日本支部であるDOCOMOMO japan(代表:鈴木博之氏)から2006年12月11日に「都城市民会館保存要望書」が提出された。
DOCOMOMOは正式名称を「Documentation and Conservation of buildings sites and neighborhoods of the Modern Movement」といい、20世紀の重要な都市や建物の保存・調査活動をしている。
DOCOMOMO japanでは都城市民会館を日本を代表する近代建築と位置づけ、その存続を都城市長(長峯誠氏)、市議会議長(下山隆史氏)、都城市教育長(玉利譲氏)の3者に対して要望しました。
「要望書.PDF」を見る
2006.12.19 宮崎日日新聞に載りました。
○ JIA(日本建築家協会)九州支部
JIAとは、日本で唯一の建築家の職能団体です。建築家としての社会的責任をもって建築物の設計と建築文化の向上を目的としています。その九州支部(支部長:井上福男氏・建築家・福岡)から、都城市民会館の高い建築的価値に鑑み、保存を求める要望書が12月12日付で都城市長あてに提出されました。
「JIA九州支部からの保存要望書.PDF」をダウンロード
12月22日の「西日本新聞」にDOCOMOMOとJIA(日本建築家協会)九州支部から保存を求める要望書が出されたことが記事になりました。
この記事のPDFデ−タも収録しましたので必要な方はこちらからどうぞ。「西日本新聞記事PDF」をダウンロード
年が明けて2007年の1月12日に、JIA九州支部長とJIAの宮崎県の会代表 河野氏(建築家・串間市)が都城市役所を訪問し、あらためて市民会館の保存・活用を要望しました。
○ 「竹の会」からの要望書
宮崎県県内の建築家らの任意の勉強会である「竹の会」代表の岩切平氏(建築家・高原町)が2007年1月12日、JIA九州支部長とともに都城市役所を訪問し、長峯市長、市議会議長、教育委員長の3者宛に市民会館の保存を求める要望書を提出。
「竹の会」は昨年、世界的にも珍しい「建築図書館」を宮崎市内に開館させ運営をしている団体でもある。
「竹の会からの保存要望書.PDF」をダウンロード
○ 日本建築学会からの保存要望書
2007年1月30日、都城高専の林田教授が都城市役所を訪問し、日本建築学会九州支部長名の保存要望書を提出しました。同学会の歴史意匠委員会 伊藤重剛氏の会館に関する見解も添付されています。
「日本建築学会からの保存要望書.PDF」をダウンロード
○ 都城地区清掃業協会が保存要望書提出
2007年2月はじめ、都城地区清掃業協会(会長:小田賢一氏)から郵送で会館の保存要望書が提出されました。
○ 都城芸術文化協会が保存要望書提出
2007年2月1日付で都城芸術文化協会(会長:内村弘子氏)から保存要望書が提出されました
○ 他の要望、メッセ−ジなど
2007年1月10日と1月24日の南日本新聞「南点」コラムに美術家の高嶺格さんが市民会館に関する文章を載せています。
コラム記事へリンクします
また、高嶺氏は2007年2月に都城市立美術館で開催された「メッセ−ジ2007」展に招待作家のひとりとして招かれ「憂鬱のアンギラス」という名のインスタレ−ションを制作・出品した。これは市民会館をモチ−フにした作品であり、会館の写真や、これまで会館で公演をした歌手などの似顔絵を投影した幻想的な作品である。なお、この作品は2008年4月1日から5月18日までの「時をかけるア−ト」収蔵作品展のなかで、復元展示された。
●都城市が実施した存続に関するアンケ−ト結果
都城市は市民会館の今後の方策の参考として2006年12月に市内4000人を対象に郵送でアンケ−トを実施。無作為に抽出された20歳から79歳の男女4000人に解体か存続を選んでもらった。回収率は45.3%。その結果は、解体1503人(83%)存続288人(6%)。長峯市長は今月中(2月)に結論を出すと表明。
※ 朝日新聞(宮崎版)2月6日の記事より
○ アンケ−ト結果に対する「都城市民会館を守る会」からの公開質問状
2月5日のアンケ−ト結果発表を受け「守る会」ではその内容に対して不備や疑義があるとし、公開質問状を市長宛に提出
※この質問状のPDFデ−タを収録します。
「守る会からの公開質問状.PDF」をダウンロード
○ 公開質問状に対する市長の回答
2月28日付で長峯都城市長から回答が得られました
※この回答のPDFデ−タを収録します。
「市長からの回答書」をダウンロード
●「カ−サ・ブル−タス」2007年3月号に掲載
マガジンハウス社の発刊する月刊誌「カ−サ・ブル−タス」誌に日本モダニズムの機器!?「絶滅建築」を救えというタイトルの特集が組まれ、解体の危機にある都城市民会館などのモダニズムの名建築が登場。都城市民会館はタイトルペ−ジに見開きで大きく掲載される。

●都城市が今後の方針を発表「解体」
2007年2月21日 長峯市長は市民会館の今後の方針について、解体すると発表。
●宮崎日日新聞社の「社説」
2007年2月25日の「社説」で、先の市長が発表した解体の方針に再検討をうながす論旨を述べている。
社説記事のPDFデ−タを収録します。
「宮日新聞」の社説を見る
●2007.03.26 南九州の文化と建築を考える会が申し入れ書を市長に提出
同会は南九州にゆかりのある建築家や文化人などの個人ででつくる組織で、名誉会長に大河内昭爾氏、会長に市内に住む建築家の中岡氏を予定している。申し入れ書は、市民会館のNPOによる自主的な運営やスポンサ−探しなどの検討をしており、市に拙速な解体の猶予を求めるもの。2月に市長が発表した解体の方針と理由に対する反対意見理由を付している。
要望書のペ−ジへリンクします
※この「考える会」の申入れの記事が3.29日付の読売新聞・宮崎県版に掲載されました。
○2007.04.11 「南九州の文化と建築を考える会」のメンバ−が長峯都城市長を訪問し、次の3点について市長の見解をただした。
1 島津邸の今後について
2 南九州大学移転のキャンパス整備計画について
3 都城市民会館の今後について
●都城市民会館がDOCOMOMO選に選定
2007.04.14 DOCOMOMOの2006年度総会が東海大学にて開催され、都城在住の白水さんが市民会館の件を報告しました。また、この総会において、市民会館のDOCOMOMO選入りが内定しました。これまで、DOCOMOMOjapanは国内のすぐれた近代建築物100選のリストを選定し公開してきました。昨年度、15選を追加選定しています。そして、先の総会で新たに10選が追加され、市民会館もすぐれた近代建築物のひとつとして、DOCOMOMOの世界リストに登録されることになったわけです。
正式には日本建築学会・歴史意匠委員会の協議を経て、学会と合同で発表されることになり、ことしの夏ごろに正式な発表ということになりそうです。九州では9件目の選定になり、すでに熊本と大分にに1件づつ選定建物がありますが、宮崎・鹿児島両県の南九州地方では唯一のDOCOMOMO選定建物となりました。
●めざましテレビに登場
2007.04.17 フジテレビの朝の番組「めざましテレビ」にて、存続の危機にある近代建築の紹介があり、都城市民会館がそのなかのひとつとして紹介されました。黒川紀章氏の「中銀カプセルタワ−」などとともに紹介され、ここでも、都城市民会館の高い建築・文化的価値が認められています。
●毎日新聞に菊竹作品の評論記事
2007.4.28 毎日新聞の土曜文化欄に建築史家・九州大学大学院教授の「菊竹清訓の昔と今」という論稿が掲載されました。
九州国立博物館と都城市民会館という新旧ふたつの菊竹氏の代表作を文明論的に比較検証したものです。
4/28 毎日新聞の「菊竹清訓の昔と今」PDFをダウンロード
○都城市民会館がDOCOMOMO新10選入りしたことを伝える新聞記事が5/9付の南日本と毎日新聞に、5/11の宮崎日日新聞に掲載されました。
5/9、5/11「DOCOMOMO選入り記事3紙」PDFをダウンロード
●市民団体による会館の再生活用提案が市に提出される
2007/7/2「都城市民会館の再生利用を考える会」が、都城市に『市民会館再生利用提案』を提出。
○この記事が7/3付けの宮崎日日新聞に載りました。
●「都城市民会館厄払い・DOCOMOMO選 記念展」
日時:2007年7月24日〜29日
場所:都城市立美術館(入場無料)
主催:南九州の文化と建築を考える会
「厄払い展ポスタ−.PDF」
この展覧会の記事が7月25日の毎日新聞、7月29日の宮崎日日新聞に載りました。
また、9月17日付の宮崎日日新聞・ア−トコラム欄に、宮崎大学准教授の石川千佳子さん(美術理論)の、この展覧会に対する批評が書かれています。pdfデ−タを収録しておきます。
「宮日のア−トコラム.PDF」をダウンロード
●DOCOMOMO選定プレ−ト贈呈式
2007年7月27日、DOCOMOMO幹事長の兼松氏と福岡のコア会員・田島氏が都城市役所を訪問し、近代建築遺産の証明であるDOCOMOMO選定のプレ−トの授与式がおこなわた。市では、前田副市長が応対。
また、プレ−トと同時に、DOCOMOMOからの正式な選定報告書が伝達された。(下の写真のあとにpdfデ−タで収録)

「DOCOMOMO選 選定通知報告書.PDF」をダウンロード
この記事が7月28日の西日本新聞、8月2日の南日本新聞、8月3日の宮崎日日新聞、8月9日の読売新聞に載りました。
●「DOCOMOMO フォ−ラム都城」と見学会
2007年7月28日(土)13:30より、都城市民会館がDOCOMOMO選に決定したことを記念してシンポジウムを開催。なお、開会に先立ち、都城市の協力により、11:00より市民会館見学会を開催。久しぶりにホ−ル内部の見学を得た。館内の浮遊アスベスト濃度の測定をしていないことを理由に、参加者はマスクの着用を義務付けられる。
タイトル「DOCOMOMOフォ−ラム都城」
テ−マ「近代建築遺産と都城市民会館」
場所 都城総合福祉会館2階 会議室
主催 南九州の文化と建築を考える会
第一部 基調講話:兼松紘一郎(建築家・DOCOMOMOJapan幹事長)
第二部 ゲストト−ク・フリ−ト−ク
講師:田島正陽(建築家・DOCOMOMOJapan・前JIA九州支部長)
特別ゲスト
磯達雄(建築ジャ−ナリスト・「昭和モダン建築巡礼」著者)
五十嵐太郎(東北大学准教授・気鋭の論客である建築史家)
倉方俊輔(新進気鋭の建築史家・東京理科大学、明星大学講師)
彦坂尚嘉(現代美術作家・ア−トスタディ−ズ ディレクタ−)
※ 講演とディスカッション、気鋭の論客の全テキストを収録しました。すばらしい内容です。
「DOCOMOMOフォ−ラム都城」全テキストを見る
このフォ−ラムの記事が8月5日の宮崎日日新聞に載りました。
また、フォ−ラムにゲストとして参加した東北大学准教授の五十嵐太郎さんの市民会館に関する評論記事が8月13日の毎日新聞(夕刊)に載りました。建築史家の立場で、近代建築の意味と意義を論じた卓越した文章である。
「毎日新聞・五十嵐さんの記事をダウンロード
●宮日の「らぴあ」9月号のエッセイ
宮崎日日新聞の情報誌「らぴあ」9月号が8月の下旬に発刊され、元宮崎公立大学教授の田中薫さんのエッセイが載っている。題材は都城市民会館のことであり、都市の魅力と景観について論じている。
PDFデ−タも収録しておきます
「『らぴあ』9月号の市民会館に関するエッセイ.PDF」をダウンロード
●「都城市民会館再生活用要望書」を都城市に提出
2007年8月28日「都城市民会館の再生利用を考える会」と「南九州の文化と建築を考える会」が合同で都城市に要望書を提出。
市では前田副市長が応対した。
「都城市民会館再生活用要望書.PDF」をダウンロード